かかりやすい病気の一つに、トリコモナスが挙げられます。このトリコモナスという病気は、トリコモナス原虫の感染で起こります。なかでも、ヒナや若鳥に多い病気といわれています。はじめは“そのう”に寄生します。そのあと食道から副鼻腔などにも寄生していきます。 トリコモナスの症状としては、食欲低下、吐きもどしなどがあります。仮に吐きもどすものがなくても、そのようなしぐさをしたり、羽を膨らませたままでじっとしていることが多いときは、トリコモナスかもしれません。そのほかにも、くしゃみや結膜炎のような症状が出たり、体重が減っていくようなことがあれば、トリコモナスの疑いがあります。もし、トリコモナスになってしまっても早期の治療で治すことができます。また、トリコモナスを予防するには、感染していると思われるものはヒナを遠ざけましょう。
“そのう”とは?
羽の付け根と首のまわりに“そのう”と呼ばれる袋を持っています。“そのう”は食道の一部が発達したもので、食べたエサはいったんそこにたまってから消化されます。多くの鳥には“そのう”がありますが、なかには無い鳥もいます。かかりやすい病気は、“そのう”と関係することが多いです。